食欲の秋!栄養素について【Part1】

食欲の秋!栄養素について

秋も日一日と深まり、夜長の頃となりました。皆さま、お変わりございませんでしょうか。
今年は昨年と比べて、寒くなるのが早いですよね?
夏から一気に冬へと。四季がなくなりつつある時代となりましたよね。
気温の変化に体調を崩しやすい季節ですし、インフルエンザ、コロナが流行り出している時期でもありますので、皆さま、身体の異変や変化、少しぐらい大丈夫!は赤信号となりやすい季節ですので、無理は禁物ですよ
さて、今月は四季がなくなりつつある時代と冒頭お伝えしましが…夏の暑さがなくなり、季節が変わり、食欲の秋を迎えていることは間違いないので、せっかく食べるなら、栄養バランスに気を付けて、美味しく頂きたいものです。
秋の味覚を美味しく、毎日の食事がなぜ大切なのか?健康的な食事を楽しめるよう栄養素について2回にわけて掲載したいと思います。
それではPart1参りましょう!

5大栄養素とは?

からだに大切な栄養素について

わたしたちの成長や健康を保つことに影響を与える栄養素ですが、私たちは、背が伸びたり、筋肉がついたり、体重が増減したり、美容面、髪や爪が伸びる、髪や肌の艶、毎日、歩いたり、走ったり、話をしたり、トレーニングをしたり、さまざまな活動をしています。このような活動自体、毎日、きちんと食事をとるから成り立つ、そもそも「栄養素」があるから成り立っています。

主となる栄養素

  1. 炭水化物

  2. 脂質

  3. たんぱく質

  4. ビタミン

  5. ミネラル(無機質)

これらを5大栄養素といいます。
この5つの栄養素がバランスよく体内に吸収されると、からだのエネルギー源になったり、からだを作ったり、からだの調子を整えたりする上で不可欠な栄養素です。しかし、1つだけだったり、どれかが欠けてしまったりしていれば、私たちのからだの中で十分に働くことができません。これらをバランスよく摂取することが、健康や美容を維持するためにとても重要になるのです!

5大栄養素の役割・働きとは?

5大栄養素には大きく3つの役割があります。

  1. エネルギーのもとになる<炭水化物・脂質・たんぱく質>

  2. からだをつくる<たんぱく質・ミネラル(無機質)>

  3. からだの調子を整える<ビタミン・ミネラル(無機質)>


【エネルギーのもとになる】

栄養素はからだのエネルギーのもと

エネルギーのもとになる食べ物に多く含まれる栄養素は、主に炭水化物、脂質、たんぱく質。炭水化物は糖質と食物繊維に分類されるのですが、主にエネルギーになるのは糖質です。糖質は、1グラムあたり約4キロカロリーのエネルギーをつくり出し、脳をはじめ様々な組織のエネルギー源となるものです。脂質は炭水化物の2倍以上のエネルギーをつくり出すことができるので、摂りすぎを心配する人がとても多いのですが、とても効率的なエネルギー供給源として、とても重要な役割を担っていると言えます。たんぱく質は、糖質や脂質が十分でないとき、からだに不足している場合に分解されてエネルギーのもとになります。炭水化物、脂質、たんぱく質は、エネルギー産生に必要な「エネルギー産生栄養素」とも呼ばれ、以前は「三大栄養素」と呼ばれていました。


【からだをつくる】

栄養素はからだをつくる

からだをつくる食べ物に多く含まれる栄養素は主にたんぱく質とミネラル(無機質)です。
たんぱく質は、臓器、皮膚、筋肉、血液、髪の毛など、からだを構成するあらゆる成分の材料として使われます。
ミネラル(無機質)は、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、銅、マンガン、リンなどの総称で、骨や歯を作る、神経伝達物質の合成を行う、からだ機能の働きを助けるといった役割があります。私たちのからだの中では常に新しいたんぱく質が作られ、分解されて一部は尿などとして体外に排出されるサイクルを繰り返しているのです。そのため、材料となるたんぱく質を食事から補給するのは必要不可欠です。


【からだの調子を整える】

栄養素はからだの調子を整える

からだの調子を整える食べ物に多く含まれる栄養素はビタミン、ミネラルです。
からだを動かすエネルギー源にはなりませんが、からだの機能を調節して調子を整えます。ビタミンは、からだの中で起こる数々の代謝反応に必要な酵素としての働きを補ったり、脂肪組織や肝臓に蓄えられてからだの機能を正常に保ったりしています
ミネラルは、臓器やからだの組織で起こるさまざまな反応をスムーズに進め、生理機能を健全に維持します。



いかがでしたか?本日はここまで
続きはPart2で!
皆さまお楽しみに~