
不安定な天候になりがちな春、転勤や転居など、環境が変わることも多い春、環境の変化に慣れてきた頃に大型連休もあり、生活のリズムを崩してしまうことも少なくない時期、気温・気圧の変動や環境の変化、生活のリズムを崩すことも自律神経を乱し、疲れを招きます。
連休明けにやる気が出ない、だるいなど、“五月病“を訴える人が増えるのもこういった要因が関係しているので、休日であっても起床・就寝時間や食事の回数を変えないようにするなど、生活のリズムを崩さないようにすると自律神経は整いやすく、五月病の予防にもなります!引き続き自律神経について紹介していきます。
それでは参りましょう!
自律神経がおかしいかどうかチェックするには?

普段、生活を送るにあたり、なんとなく体調が優れない、身体の怠さ、やる気のなさ、気分の落ち込みなど、特に新しいことがスタートする春、季節的にも落ち込みやすい季節ではあるのですが…
体調不良の原因が自律神経の乱れによるものの可能性は高いと言われています。
自律神経の乱れを自分自身でチェックするには、まずセルフチェックで症状を確認することができます。セルフチェックでは、頭痛、めまい、動悸、肩こり、不眠、食欲不振など、自律神経の乱れに関連する症状があるかを確認していきます。
自分自身の体調を振り返ってチェックしてみましょう。
自律神経のバランスをセルフチェック!Lets Try!
当てはまる項目をチェックしてみましょう
A | B | |
---|---|---|
1.睡眠時間 | 6時間未満 | 6時間以上 |
2.立ちくらみ・目眩 | ほとんどない | しやすい |
3.頭痛・肩こり | よくある | あまりない |
4.週に2回以上の運動 | してない | している |
5.食生活 | 肉中心 | 野菜中心 |
6.手足 | 冷えやすい | 温かい |
7.便通 | 便秘気味 | 下痢気味 |
8.血圧 | 高め | 低め |
9.たばこ | 吸う | 吸わない |
10.緊張 | しやすい | しにくい |
11.気分 | イライラしやすい | 落ち込みやすい |
12.気力 | エネルギッシュ | 湧かないことが多い |
13.集中力 | 割とある | あまりない |
14.ストレス | ため込みがち | 発散できる |
A(個数) | B(個数) | |
---|---|---|
0~3 | 14~11 | 副交感神経優位 |
4~5 | 10~9 | バランス良好 |
6~14 | 8~0 | 交感神経優位 |
自律神経の「バランス」を保つ生活のコツ

自律神経を整える、保つにはまず、生活リズムを見直すことから始めましょう!
自律神経を整えるには、交感神経と副交感神経がうまく切り替わるよう、生活のリズムを整え、メリハリのある行動をとることが重要です。
『眠れなくても昼夜逆転の生活はNG!朝日を浴びて体内時計をリセットする』
自律神経を整えるために、睡眠はとても重要です。
体内時計のリズムは約24時間で刻まれていて、これが乱れると夜眠れなくなったり、朝起きられなくなったりしてしまいます。乱れた体内時計は、朝日を浴びることでリセットされます。朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる習慣をつける。
お仕事の都合上、夜勤がある方の場合、先に日勤を経験してから夜勤にシフトするというように、徐々に開始時間を遅くできるようにしていけると、自律神経への影響が少なく済むと言われています。
『手軽なストレッチで筋肉をほぐす』
血流が悪くなることも自律神経に影響を与えていまいます。
仕事がデスクワークで、座りっぱなしであまり動かないという場合、ストレッチをして筋肉をほぐしたり、血流をよくしたりするのも自律神経を整えるのに効果的です。
肩のストレッチ、首のストレッチなどを実践していきましょう。
『ぬるめのお風呂に浸かり、副交感神経を優位に』
湯船に浸かってリラックスすることは自律神経を整えるのに役立ちます。「眠れない」といった睡眠の悩みを抱えている方も、リラックス効果のあるアロマやハーブを使いバスタイムを有効的に使うのが特におすすめです。副交感神経が優位になり、眠りにつきやすくなります。
『「香り」を生活の中に取り入れてリラックス』
入浴中だけでなく、香りを上手に活かすには、生活シーンによって使い分けるのもおすすめです。朝は爽快感のあるペパーミントやレモングラスなどを使ったハーブティー、夜は甘くやわらかなジャーマンカモミール、リンデンなどを使ったハーブティー。
アロマを楽しむ場合、リビングにはレモン、グレープフルーツなどの柑橘系やローズマリーの精油を規定量で薄めてスプレーにして使うと香りが広がり、リラックス効果に加えて、スッキリした気分を味わうことができます。寝室に使う場合はラベンダー、クラリセージ、オレンジスイートなどで心を落ち着けていきましょう。
『寝る前にはスマホを見ない』
スマホやパソコンの画面から出るブルーライトは、目に見える光の波長の中で体内時計を遅らせる効果が最も強い光だといわれています。寝る直前までスマホを見ていると睡眠の妨げになる可能性があり、寝る前にスマホは見ないを徹底しましょう。