カレンダーもいよいよ最後の一枚を残すのみとなりました。
時間が経つのがとても早いと年々感じますよね(笑)いかがお過ごしでしょうか。
急激に温度が下がっている上に、一年で一番忙しなく過ぎる年末を迎え、みなさまお身体などこわさずに元気に過ごしていらっしゃいますでしょうか?
今月のテーマは「冬痩せ!ダイエット」についてです。
冬太りはよく耳にすると思いますし、年末は1年を通して、食事や忘年会などの飲み会も多い時期、暴飲暴食ぎみになりやすい季節、その上、この厳しい寒さの中、外出、身体を動かすことがどうしても億劫に感じる季節ということで太りやすい。脂肪を蓄えやすい。というイメージがどうしてもあるので、太る。に直結しますよね。だから痩せやすい。という発想はなかなか難しい季節ではあるのですが…
だからこそ、これからクリスマス、年末年始を迎えますので、
この時期だからこそ、今年度最後のコラムにふさわしい「冬痩せ!」に着目して2週にわたって紹介したいと思います。
それでは参りましょう!
冬太り!と言われる所以?!
みなさんも、この時期は寒さから重ね着をガッツリして過ごすことが多くなるのではないでしょうか?
薄着で過ごす夏と比べると、全体にモコモコした印象をもたれがちですよね(笑)。
また夏は、近年温暖化の影響も踏まえ、尋常な暑さが続くこともあり、少し身体を動かすだけで汗をかきやすいのに対し、動いてもなかなか汗までかくことはない為、「エネルギー代謝が落ちる季節だから、太るのはしかたがないかな。」と思っている方が多いのではないでしょうか?
後はシーズン的に太る要因が多い季節であること!痩せやすい。という発想はなかなか難しい季節です。
ところが体を維持するために必要なエネルギーである「基礎代謝」は実は季節によって変動します。
一般的に暑い夏よりも寒い冬の方がより多くのエネルギーを必要とします。
寒い外気温から体温を奪われないように、体内で熱を産み出そうとする働きが強くなることが原因の一つです。
寒さで体が震えることは誰しも経験があると思いますが、これは体が震えることで筋肉を収縮させてエネルギーを産み出し、体温を維持しようと働くためです。
基礎代謝量は増えるのに、「体重増加、太る」のは・・・
寒さが厳しくなると、外出は億劫になることで活動量や運動量(消費エネルギー)が減ってしまう。外食や飲み会などおいしいものを食べる機会が増えて摂取エネルギーが増える。
「摂取エネルギー > 消費エネルギー」の生活が続いてしまう時期だから、どうしても余ったエネルギーは体脂肪として蓄積されてしまい痩せやすいではなく、太ってしまう。ということです!
冬痩せ!はなぜ?!
寒い時期に外に出ると、体がブルっと震えますよね?
この震えは「ふるえ熱」と呼ばれ、体を震わせて熱を作ろうとするために起きるのです。
わたしたちの身体は、外気の温度が10℃以下になると、体温を維持して内臓などの臓器を冷えから守ろうとする働きを日頃から自然に行なっているのです。
寒い時期は体を温めるために脂肪を燃やす活動が活発になることから、一年で一番基礎代謝が高い時期が『冬』ということになります。痩せやすい季節です。
蓄えようとする脂肪の量を減らし、代謝を更に上げることで太ることから免れるだけでなく、一年を通じて痩せやすい体作りができる最適な時期と言えるのです!
基礎代謝は、私達が生活するだけで消費されている必要最小限のエネルギーのことですよね。
じっと座っている時や寝ている時にもエネルギーは消費されています。
人が生きていくために動く心臓、呼吸をする時、睡眠中や体温維持にもエネルギーが使われているのです。
基礎代謝が上がると、じっとしていてもエネルギーを消費してくれるので痩せやすい体質になり、血流も良くなることで老廃物を排出しやすく健康的な体が維持されやすくなる。ということです。
外気が寒ければ寒いほど、基礎代謝が上がり痩せやすくなるのです。
ちなみに、1日の総エネルギー消費量のうち、基礎代謝が占めるのは約6割!
基礎代謝を上げればダイエットにつながる。痩せやすいに繋がるのも納得ですね。
いかがでしょうか?!寒いこの季節こそ、冬痩せ、ダイエットができる季節だということは伝わりましたか?
来週はダイエット!5つの成功ポイント、基礎代謝についてです。
基礎代謝のことはコラムでよく掲載していると思います。
意識して運動するのではなく、生きていく中で、普通に生活する中で消費される基礎代謝、この基礎代謝の数値が上がれば上がるほど、楽して痩せやすい身体になりますよね。
年齢ごとの基礎代謝量含め、お伝えしていきたい。と思っていますので、来週のコラムも楽しみにしていて下さいね~