朝晩はめっきり寒くなってきましたね。
今年は秋をあまり感じることができず、朝・晩の気候を考えると、冬の訪れを感じる時期になってきましたね。
コロナ、インフルエンザが流行を迎えるこの時期、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
何をするにも身体が資本です。
これから来る本格的な冬に向けて、『基礎代謝を増やしたい=筋肉量を増やすこと』が大切です。
運動のパフォーマンスを向上させるためにタンパク質は必要不可欠!
プロテインをうまく活用して筋肉量アップをサポートすることも一つの方法です。
今回のコラムはプロテインとスポーツ(運動)についてです!
それでは参りましょう!
目次
プロテインとスポーツ(運動)について
100歳健脚を目指して
今月は、プロテインと運動の重要性について詳しく説明します!
エス・パティオスポーツクラブで運動に励んでいる皆さま、筋トレを自宅で継続してされている方、ダイエットに取り組んでいる方、『基礎代謝をあげる=筋肉量をあげること』が大切です。
効率よく筋肉をつけるためにプロテインを飲んでいる方は多くいますが、効果的な運動と摂取方法を理解することで、より健康的な生活をサポートすることができます。
プロテイン=たんぱく質そのものを指します。
たんぱく質は皆さまご存じの通り、肉・魚・卵・大豆・乳製品などに多く含まれており、人間の筋肉・血液・内臓をつくる重要な栄養素です。
髪の毛や皮膚、爪もたんぱく質からできています。
たんぱく質は筋肉の材料であるたんぱく質を手軽に効率良く摂れるため、たんぱく質を主成分とする粉末状の栄養補助食品やサプリメントなどをプロテインと呼ぶことが多いです。
プロテインとの種類とゴールデンタイム
プロテインの種類は大きく分けて3種類あります!
まず、牛乳に含まれる動物性のプロテイン『ホエイプロテイン』『カゼインプロテイン』、そして大豆に含まれる植物性の『ソイプロテイン』です。これらのプロテインは単独で摂取するよりも目的に合わせ、組み合わせて摂取することでさらに吸収効率が高まります。
また摂取するタイミングもとても大切です。ゴールデンタイムについてもお伝えします。
『ホエイプロテイン』『カゼインプロテイン』の違いについて
ホエイプロテインはヨーグルトの透明な上澄み液に溶けているタンパク質で、カゼインプロテインは上澄み液以外の固形部分に含まれるタンパク質です。ホエイは「乳清」とも呼ばれ、タンパク質が豊富なだけでなく、水溶性ビタミンやミネラルなどを含み栄養価が高いことで知られています。
ホエイプロテイン・カゼインプロテイン | ソイプロテイン | |
---|---|---|
たんぱく質 | ホエイプロテイン・カゼインプロテイン 動物性 | ソイプロテイン 植物性 |
おすすめ | ホエイプロテイン・カゼインプロテイン 筋肉をつけたい 強固なからだ作り | ソイプロテイン 体型・筋肉量維持 ダイエット・美容 |
機能 | ホエイプロテイン・カゼインプロテイン 牛乳に多く含まれる成分で水に溶けやすく消化吸収が早く運動した直後に飲むのに適しています。 | ソイプロテイン 大豆タンパク質を原料にして作られており、動物性のプロテインと比べ、必須アミノ酸は少ないがゆっくり消化吸収されるため腹持ちがいいです。 |
ゴールデンタイム | ホエイプロテイン・カゼインプロテイン 運動後30分以内に糖質と一緒に摂取すると効果的です。 | ソイプロテイン 朝食時エネルギー栄養素が枯渇する朝にたんぱく質を手軽に補うことができます。 |
プロテインのメリット・デメリットと摂取目安
メリット
- 必要なたんぱく質を簡単に取ることができる
- カロリーや脂質を抑えやすい
- 体に吸収しやすい形で商品化されている
デメリット
- プロテインだけでは空腹感を満たすのは難しい
- 複数の栄養素を含む商品が多く、サプリや食事の組み合わせ方や運動量によっては栄養を過剰摂取してしまう可能性がある
摂取目安
男性・・・60〜65g
女性・・・50g
- ゆで卵・・・7.7個
- 納豆・・・・10パック
- ウインナー・25本
1日 1杯〜2杯
女性で50gのたんぱく質を食品で補おうとすると
まとめ
プロテインは手軽に効率良くたんぱく質を摂取できるため、運動後にたんぱく質を補給するのに最適です。日本人の食事摂取基準によると18歳~64歳の方で一日に必要なたんぱく質は、男性60~65g、女性50g程度とされています。個人差はありますが、筋トレなどの運動習慣がある場合、体重1kgあたりに必要なたんぱく質は約1.2g~2.0g/日です。
たんぱく質を摂り過ぎると肝臓や腎臓に負担がかかるので、日々の食事からたんぱく質を摂ることを心がけ、足りない分を補うという考え方が大切です。
運動同様、栄養も適切な量を接種しなければ効果がありません。
目的に合わせて、継続的な運動と自分に合ったたんぱく質の摂取法を見つけましょう。