日を追うごとに気温が高くなってきて、春らしい陽気が心地よく感じるシーズンです。
服もだんだんと薄着で過ごせるようになってきました。ですが、冬はごまかしながら隠せていた部分が気になり始める、なんて感じる方も多いのではないでしょうか?
ダイエットや筋トレなど方法はたくさんありますが、セルフケアをするなら正しい方法でキレイを作りたいはず。
今回は、そんな春に起こりがちな悩みを解決するオススメの運動についてご紹介します!
キレイなラインは姿勢の改善から。姿勢を正して美ボディを手に入れましょう!
それでは、参ります!
目次
美ボディの基本知識
「美ボディ」や「美しい体」と言われる身体は、単に痩せているだけでなく、人はそれぞれ持って生まれた体型があり、それぞれの体の良さを活かしながら「メリハリ」のある体こそが美ボディの条件といえます。
美ボディ=ダイエット(痩せる)と思っている人はまだまだ多いかもしれないですが、美ボディを目指したい方は「ダイエット」を止めましょう。
日本では女性の7人に1人がBMI18.5%未満の痩せ型体型と言われています。一方でフランスは、BMI18%未満のモデルの雇用は禁止しています。このことからも、過度に痩せることは美しいと言えません。
注目すべきは「体重」ではなく「体脂肪率」です。体脂肪率が美ボディの大きな鍵となります。
現代では体重ではなく、体脂肪率が低いことが美の条件の一つになっています。筋肉もなくただ華奢な体を「美ボディ」とは言わず、脂肪も程々につき、筋肉のついた引き締まった身体が「美ボディ」と言われます。
では「脂肪を落として筋肉をつける」といっても、どんな体を目指してトレーニングをすれば良いか分からなければ成果が出にくくなります。
美ボディを目指すなら以下のPoint5つと3つの体づくりを意識してみて下さい。
5つのPoint
トレーニングをする前後に必ずストレッチを行う。
有酸素運動を上手に組み合わせて脂肪も燃やす。
タンパク質(生ハム、ローストビーフ、イワシ、卵黄、豆腐、納豆、パルメザンチーズなど)が豊富な食事を意識する。
毎日常温の水をできるだけ多く飲むことで代謝を上げる(目安2L)。
毎日7時間程度の睡眠時間を確保できるようにする。美容には質の良い睡眠がmust!
3つの体づくり
丸い肩
キュッと締まったウエスト
丸みのあるお尻
美ボディを目指す前に自分を知る
美しい姿勢を作るためのポイントは、まず自分がどのような姿勢になっているかを知ることです。身体の姿勢をチェックして、現状の姿勢がどうなっているか確認しましょう。理想的な姿勢は、壁に背中をくっつけた時に全て真っ直ぐで、一直線に繋がる姿勢です。少しでもやりづらいと感じたら、美しい姿勢とはいえません。
壁を使って確認する場合
「かかと」「お尻」「肩」「頭」「ふくらはぎ」をひとつずつ壁につけていきます。
「耳の穴」「肩の中心」「股関節(外)」「膝関節」「外くるぶし」が垂直に直線で繋がっているか確認しましょう。
イスを使って確認する場合
背もたれには触れず、イスに深く腰かけます。
背筋を伸ばし、手は膝の上に軽く置きます。
膝とくるぶしが直線で繋がるように足を揃えます。
「耳の穴」から「肩の中心」「股関節(外)」までが直線で繋がっているか確認しましょう。
コーチからアドバイス!美ボディ運動
まず、この美ボディ運動は体を「動かす」→「締める」→「ゆるめる」の一連の流れを意識して実践してみて下さい。これは、美ボディを作る為にバランスよく姿勢を意識しながら、筋肉を使う運動です。
腹筋運動(動かす)
仰向けになり、膝を曲げ、手を後頭部に添えます。
身体を起こしていきます。起き上がるのは、自分のできるところまでで大丈夫です!
5秒間止めてゆっくり下ろします。
※両手は頭に組まなくてもおへそに両手でもOK
一般的な筋トレで鍛えられるのはアウターマッスルです。腕立て伏せ、ダンベル、腹筋などで鍛えることができます。鍛えることで、お腹が引き締められ、ぽっこりお腹の改善に期待ができます。
体幹保持:プランク(締める)
肩・股関節・膝関節・外くるぶしが一直線になるように姿勢を整えます。
10秒静止します。
※5セット
体幹は体のバランスを保つためには欠かせない筋肉となっています。プランクは呼吸と自分の姿勢を意識しながらゆっくりとした動作で行うトレーニングの為、効率よくインナーマッスルも鍛えられます。体幹が安定することで、姿勢改善に期待ができます。
リラックス(ゆるめる)
ストレッチポールに乗ります。
※ストレッチポールがない方はバスタオルを丸めて代用する事ができます!リラックスした状態で背骨・肩・骨盤を開けるように伸ばします。
筋肉は硬くするのではなく、緩める必要があります。ストレッチは筋肉が伸ばされることにより筋肉が緩みやすくなります。しかし、いきなり伸ばすと筋肉が緊張し、その周囲にある筋膜などがその影響によって痛みを生じされることがあります。そのため、筋力トレーニングを行った後は静的ストレッチを行う事がとても大切です。
美ボディを目指すために、まずはこの「動かす」→「締める」→「ゆるめる」の一連の流れを意識していきましょう。少しずつでも、運動を続けることで効果は表れます。日常的にぜひ取り入れてみてください!