今シーズンの冬(2022年12月から2023年2月)の気温は全国的に平年より低く、厳しい寒さになる予想でしたが、予想が大きく変わり、12月前半までの気温は全国的に平年より高い予想となっています。
とはいえ、2022年も残り1ヶ月となり、いよいよ冬の到来です。皆さんは今年の冬に向けて、身体の準備はできていますか?
さて、今回のテーマは「冷え」についてです。
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「冷えと代謝の関係や、代謝を高める身体のケアとは?!」「ストレッチと筋トレは冷えに関係するのか?」などの悩みに着目しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。それでは、まいりましょう!
目次
冷えは万病の元
寒くなると特に手足の先や腰が冷える「冷え症」は女性だけでなく、男性にも多い悩みのひとつです。「冷えは万病のもと」と言われているように、冷えは、便秘、肩こり、不眠などさまざまな不調の原因となるだけでなく、免疫力を低下させる大きな原因の1つであると考えられています。さらに、体温が1℃下がると免疫力が30%も減少すると言われています。
「冷え症」は体質だから治らない。と思っている方も多いですが、冷え性の原因を知り、ストレッチや筋トレで代謝をあげると改善が見込めます!
代謝を高める為に!あなたの「冷え」タイプとエス・パティオおすすめプログラムをご紹介!
「冷え」のタイプは大きく4つのタイプに分かれます。
<四肢末端型>
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- 冷え症の典型的なタイプ
- 手足の末端が冷える
- 栄養不足や運動不足などにより熱源が不足し、 熱が逃げないよう手足の血 流を抑える防御反応が原因
※10代~20代の痩せ型で過度なダイエットを行っている女性に多く見られます。食事量が不足すると、体を温める熱を生み出すエネルギーが足りない状態に。その結果、手足の末端まで血流が行き渡らなくなってしまうのです。
おすすめプログラム <FIGHT DO>
有酸素運動と無酸素運動の組み合わせることにより、全身の筋力、持久力、俊敏性、柔軟性を効果的に向上させることができる筋トレプログラム。
<下半身型>
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- 下半身だけが冷えるタイプ
- 下肢の血管を調整する神経 が圧迫され、下半身の血流 が悪くなるのが原因
- 多くの冷え症の人に見られ、 特に中高年に多い
※30代以降の男女によく見られます。特にデスクワークの場合、長時間座った状態では、お尻をはじめとした下半身の筋肉が硬直します。その結果、足の血の巡りが滞ってしまい、冷えを引き起こしやすくなります。その一方で、上半身には血が巡るため、顔がほてりやすいという特徴があります。また、下半身の筋肉が衰えがちになります。下半身の筋トレやストレッチで鍛えることが重要です。
おすすめプログラム <OXIGENO>
ねじりや旋回運動などのストレッチで柔軟性・筋肉調整・姿勢改善・バランス感覚などを高めます。
身体の連動性や協働性を養っていきます。筋トレよりもストレッチで下肢の筋力を高めたい方向けのプログラム。
<内臓型>
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- 内臓が冷えるタイプ
- 体表面の血流が多いため、 手足は温かいが熱が逃げやすい。そのため体の中心が冷えてしまうことが原因
- 男性に多い
※手足や体の表面には冷えを感じにくく、自覚できないケースが多い為、内臓が冷え続け、内臓機能の悪化の原因にもなってしまうため、発汗やお腹の張りなどを感じた場合は注意が必要です。ストレスを溜めやすく自律神経が乱れている方もこのタイプの冷えに注意です。
おすすめプログラム <UBOUND>
ミニトランポリンの弾力面を使用する高強度かつ膝・足首等への負担が少なく、心肺機能や体幹・下肢の筋力を向上させることができるトレーニングプログラム。
<全身型>
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- 体の全体が冷えるタイプ
- ストレスや不規則な生活などにより、自律神経が乱れ、 代謝が低下して熱をうまく作れないのが原因
- 高齢者や子供に多く、若い男性にも見られる
※常に体温が低く一年中冷えを感じていることが多いので、冷えの自覚症状が乏しいという特徴があります。不摂生や食事量の不足などによる基礎代謝が著しく低下している事が多いです。また、慢性的なだるさなども全身型の症状として出ることがあり、筋トレやストレッチをせず、そのままにしておくと身体機能の低下にもつながるため、注意が必要です。
おすすめプログラム <AERO>
シンプルな動作ですが、全身を動かした有酸素運動により、脂肪燃焼を目指す筋トレプログラム
冷えと代謝の関係
「冷え症」の解決の秘訣は・・・ズバリ!代謝を高めることです!
人間が生命維持のためにエネルギーを消費することを「新陳代謝」と言います。
そのうち40%が筋肉で代謝されていると言われています。そのため、筋肉量の低下は代謝の低下に繋がってしまいます。
つまり、熱を作り出す力が弱まってしまい、冷えに繋がるのです。一般的に女性に冷え症が多いのは男性と比べて筋肉量が少ないからです。
筋肉を鍛えると血液循環もよくなり、冷え症の改善にとても効果的と言えるのです! 筋肉の 70%は下半身にあるため、筋トレやストレッチなどで下半身を鍛えるのがおすすめです。
<筋トレ>
- スクワット
- ▼
- かかとの上げ / 下げ
- ▼
- もも上げ
<ストレッチ>
- 太ももの前 / 後ろ
- ▼
- ふくらはぎ
- ▼
- 足指・足首をほぐす
身体を温める食材を選ぼう
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最後に、身体が温まる食材をご紹介します。
冷え改善として代謝を上げる筋トレやストレッチは大事ですが、普段食べる食材にも注目して体温を底上げしておくことも重要です。
身体を温める食材
- しょうが
- にんにく
- 大根
- ごぼう
- にんじん
- 黒豆
- ひじき
- 鮭
- さば
- 味噌
- しょうゆ
- 塩麹 など
身体を冷やす食材
- トマト
- きゅうり
- なす
- レタス
- スイカ
- バナナ
- たこ
- あさり
- うなぎ など