12月に入り朝、布団から出るのがおっくうな今日この頃ですが、皆さま元気でお過ごしでしょうか?
今回のコラムは女性必見「骨盤」に着目をして記事を書きたいと思います!歳を重ねるほど、身体の歪みが気になると思います。
骨盤は、上半身と下半身をつなぐ骨格で、体幹の姿勢を支え、全身のバランスを保つために重要な役割を果たしています。
骨盤の歪みはさまざまな不調を引き起こす原因になります。皆さん「骨盤底筋群」という言葉は聞いたことはありますか?
骨盤の底にある複数の筋肉の集まりです。
骨盤について2回に分けて記事を掲載しますね!それでは参りましょう。
骨盤の大切さ
骨盤は、上半身と下半身をつなぐ重要な役割を持ちます。
身体全体のバランスを保ち、「立つ」「座る」「歩く」などの日常生活で行う基本動作を安定させる土台となるのが骨盤です。
骨盤がゆがんだりずれたりすると、全身のバランスが崩れ、姿勢が悪くなり、さまざまな影響が出てきます。
骨盤の役割や重要性には次のようなものがあります。
体幹の姿勢を支える
上半身の体重と足からの衝撃を受け止める
全身の骨格を支え内臓を保護する。
脊髄と直接関連しているので、良好な姿勢を維持するための基盤となる!
では?!骨盤が歪むと、身体や姿勢にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか?
姿勢が悪化し、首や背中の痛み、頭痛、肩こり、腰痛などが引き起こされる
筋肉のバランスが崩れ、特定の筋肉の緊張や硬さが引き起こされる
内臓への圧迫が増加し、消化器系や泌尿器系の機能に影響を与える
内臓が正しい位置よりも下がってしまう
自律神経が乱れる
全身の血行不良
女性は特に少しでも早い骨盤ケアが大切です。年齢を重ねれば重ねるほど、姿勢が気になり、身体の不調や姿は起こりやすくなるからです。
骨盤底筋群とは
骨盤の底にある複数の筋肉の集まりの事を言います。
骨盤内にある膀胱や子宮、直腸などの臓器を正しい位置に保ち、尿道を締めて尿漏れを防ぐなど重要な役割を担っているのが「骨盤底筋群」です。
女性の場合、骨盤底筋群と呼ばれる筋肉が子宮・膣・膀胱・尿道・直腸といった臓器をハンモックのように支えています。
出産を経験し、更年期を迎え女性ホルモンの分泌量が低下する頃から、骨盤底筋群を始めとした筋力の低下が始まります。それを契機に腹圧性尿失禁を発症しやすくなります。
また、呼吸と連動して姿勢を整える役割も果たしています。この筋肉を効率よく鍛えることで、不調を改善することができます。
骨盤底筋群を鍛えることで、これらの不調を改善することができます。
簡単にできる骨盤底筋群のトレーニングを紹介します!
仰向けの姿勢で行うトレーニング
仰向けに寝て、足を肩幅に開き、両膝を軽く曲げて立て、からだをリラックスさせる
膝その姿勢のまま5秒程度、肛門、尿道、膣全体を締め、陰部全体をじわじわっと引き上げる感じで締めます。
その後は、からだをリラックスさせます。
「2.締める」「3.力を抜く」を、1分間のサイクルで10回(10分間)繰り返し行う
椅子に座った姿勢で行うトレーニング
椅子の背もたれに腰と背中をあずけ、深く腰かけます。この時、肩の力は抜きましょう。
その姿勢のまま5秒程度、肛門、尿道、膣全体を締め、陰部全体をじわじわっと引き上げる感じで締めます。
その後は、からだをリラックスさせます。
「2.締める」「3.力を抜く」を、1分間のサイクルで10回(10分間)繰り返し行う
立ったままの姿勢で行うトレーニング
足を肩幅ぐらいに開き、腰の高さぐらいのテーブルのそばに立ちます。
両手も肩幅に開き、全体重を腕に乗せテーブルにつきます。
その姿勢のまま5秒程度、肛門、尿道、膣全体を締め、陰部全体をじわじわっと引き上げる感じで締めます。
その後は、からだをリラックスさせます。
「2.締める」「3.力を抜く」を、1分間のサイクルで10回(10分間)繰り返し行う
いかがでしたか?
私自身も40代を過ぎてから、腰や背中が慢性的に痛いです。身体の歪み、骨盤の歪みは感じていましたが、骨盤の歪みがここまで自分の身体の不調へと繋がっているとは思いもしませんでした。
30代からきちんとケアしておくことが大切だと実感させられます。
次回は
・骨盤ケアの重要性について
・姿勢の歪みと骨盤の重要性について
です。お楽しみに~