空の色もいつしか秋めいてまいりましたが……まだまだ暑い日が続いております。
9月も中旬を過ぎたというのに、気象庁が発表した長期予報によると、9月から11月にかけての3ヶ月間も暖かい空気に覆われやすく、広い範囲で気温が平年より高い傾向が予想されています。特に9月は、猛烈な暑さとなる日もあり、厳しい残暑が続く見込みだそうです!専門家は、熱中症だけでなく「夏バテ」にも注意を呼びかけています。
今年の気温は例年にないので、気がつかないうちに身体は悲鳴をあげていると思います。「ちょっとしんどいな」と思ったら、あまり無理をせず過ごせるようにして下さいね~!
今回のコラムは、残暑に負けない体づくりのためのトレーニング!松山コーチからアドバイスと「秋バテ」についてです!
それでは参りましょう!
目次
残暑に負けない体づくりのためのトレーニング!松山コーチからアドバイス
厳しい残暑が残るこの時期必見!
「残暑に負けない体づくり」と「自律神経」を整えるトレーニング2選をご紹介します。
暑い夏は冷房の効いた室内との温度差で体にストレスを与え、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。夏バテを解消するためにも、意識して良い生活習慣やトレーニングを身につけ、自律神経を整えていきましょう。
まずは自律神経ってそもそもどうやって整えるの?!と思っている方も多いと思います。
下記4つを意識することで自律神経を整えることができます!
こまめに水分をとる。
食生活に気を配り、腸内環境を整える。
睡眠の質を高める。
過度になりすぎないように注意しながら軽いトレーニングをする。
(※呼吸を意識して行うようにしましょう)
「自律神経」を整えるトレーニング2選
キャット&カウ
背中の筋肉をほぐし背骨の動きをよくするトレーニングです。自律神経を整える効果が期待できます。両手が肩の真下につき、足を腰幅程度に開いて四つん這いになる。
おへそをのぞき込むように頭を丸めこみ、背中を丸めて背骨を動かす。
肩甲骨同士を離すように背中の筋肉をほぐす。
次に腰を反らせて肩甲骨を寄せるように背骨を反らせていく。
背骨の動きを意識してゆっくり5回
ヒップウォーク
骨盤を使って下半身や体幹のトレーニング。体幹を使うことで体内、内臓などを温めてくれる効果があります。
床に両足を伸ばして座り、お腹に力を入れて片方ずつお尻を浮かせるように前に進む。
お尻が床をすらないようにしっかりともちあげる。
右のお尻が前に出る時右の肩も一緒に前に出るように体を動かす。
5歩前に進み、5歩後ろに下がるのを1セット×2~3
「秋バテ」について
みなさんは「秋バテ」という言葉を聞いたことはありますか?
まだまだ残暑が続きますが、普段生活をしていて、早朝や夜は少しずつですが、秋が感じられる季節にはなってきています。
日が暮れるのも早くなってきましたよね!夏の暑さが過ぎ去って少しずつ過ごしやすくなってきたのに、体調がすぐれない…。と感じることはないでしょうか?過ごしやすい季節になってきたのに、身体は気だるい、ほてりを感じる。そんなときは、秋バテしているサインかもしれません。秋バテの原因や対策、トレーニング、アロマを活用した秋バテの緩和方法を紹介したいと思います!
秋バテの原因は寒暖差などによる自律神経の乱れからくるものです。
自律神経が乱れ、さまざまな不調が表れるのが秋バテです。
一般的に夏バテは8月の最も気温の高い時期に発症しやすいのに対して、秋バテは少し涼しくなってきた9月以降に生じやすいそうです。
秋バテの代表的な症状は下記になります。
- だるい
- 疲れやすい
- 頭痛
- 肩こり
- 食欲不振
- 胃もたれ
- 不眠
- 立ちくらみ
- 便秘
- 下痢
秋バテの対策には休息とトレーニング、そして食生活の見直しが大切です!
トレーニングをして質の良い睡眠をとってしっかり体を休ませることは、自律神経の乱れを整えることにつながります。
湯船に浸かる事も大切です。40℃程度のお湯に浸かることで副交感神経が優位になるといわれています。できるだけシャワーだけで済ませずに、湯船に浸かりましょう。
トレーニングは「自律神経」を整えるトレーニング2選を実践してみて下さいね~。
最後に…秋バテにはリラックス効果の高いアロマがおすすめです!
就寝時やバスタイムを至福のリラックスタイムに、心地良い香りで心や身体を癒してくれるアロマですが、アロマには自律神経を整える働きも期待できます。
アロマの芳香成分は脳の大脳辺縁系、視床下部、下垂体へと伝達されます。
この中の視床下部は、自律神経やホルモンのバランスを司っている非常に重要な器官です。
アロマの香りは視床下部に直接働きかけ、自律神経のバランスを整え、心身の不調を緩和してくれます。
アロマは睡眠の質も上げてくれるので、トレーニングをした後、就寝前やお風呂に用いて心身ともにリラックスした良い状態を楽しみながら自律神経を整えるのはいかがでしょうか。